特別番組『いのちによりそうゲートキーパー』音源公開

FMアップルウェーブでは、今年も12月20日(土)午後6時から自殺防止を目的とした特別番組『いのちによりそうゲートキーパー』を放送いたしました。

警察庁発表の「令和6年中における自殺の状況」によると、県全体の自殺者は2024年240人と前年から17人増え、3年ぶりに悪化、自殺死亡率は依然として全国平均を上回っており、増加率は全国で4番目でした。県では、2029年度までに自殺死亡率を12.8以下にする目標を掲げた対策計画で、職場におけるメンタルヘルス対策の推進やSNSによる相談体制等の若者向けの支援など、各世代に合わせた支援や対策に取り組んでいます。

そして厚生労働省は、自殺対策の一環として、国民一人ひとりがゲートキーパーとしての役割を果たすことを推進しています。誰にも相談できずに不安や悩みを抱えている人たちへ1人で抱え込まず、相談機関などを利用してほしいと呼びかけています。

そこで今年の特別番組では改めて、ゲートキーパーの役割や「傾聴・共感」について、弘前大学大学院保健学研究科心理支援科学専攻/弘前大学医学部心理支援科学科 助教 米田 健一郎先生に詳しくお話を伺いました。

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のこと。あなたの身近な人は悩んでいませんか?
ぜひ番組を参考にしてください。誰でもゲートキーパーになることができるのです。

なお、聞き逃したという方やもう一度聞きたいという方のために音源を公開しています。


※音源データは約54分、49.3MBあります。データ量が大きいため固定回線やWifi環境下での再生をお勧めします。